2026 / 06 / 09 BLOG
260609 <ホスピタリティから始める経営63> 売上ではなく粗利だった

みなさま、おはようございます。
チャレンジ・ユア・リミッツの長田です。
先日、私のホームページに
一本のお問い合わせが入りました。
地方で業界を代表する
企業の社長様からの講演依頼でした。
お電話でお話をしているうちに、
私の心は震えました。
なぜなら、
強烈に価値観を共有できる
経営者と出会った気がしたからです。
その社長様はこうおっしゃいました。
「長田先生の本に書いてあることを、
私は実際にやってきました。」
その会社では世代交代が行われました。
しかし、
その後会社の業績は悪化したそうです。
売上はありました。
ところが利益が残らない。
利益が残らないので
キャッシュフローもなくなる。
やがて銀行への返済も厳しくなり、
社内は大変な状況になったそうです。
そこで社長は決断します。
後継者を経営の第一線から外し、
自ら現場に戻ったのです。
そして徹底したことは、たった二つでした。
「粗利を残すこと」
「経費を粗利以下にすること」
です。
営業会議でも、経営会議でも、幹部会議でも、
「売上ではない」
「利益だ」
「粗利だ」
「キャッシュフローだ」
と言い続けたそうです。
その結果、5年をかけて会社は立ち直りました。
私の著書を幹部や社員の皆様に配ったところ、
「社長が言っていることと、
本に書いてあることが全く同じですね」
と言われたそうです。
私はこの話を聞いて、
とても嬉しくなりました。
事業再生の現場で私が見てきたことと、
全く同じだったからです。
会社は売上が下がったから
倒産するのではありません。
利益がなくなり、
キャッシュフローがなくなり、
支払いができなくなった時に倒産するのです。
そして利益は、
お客様へのサービスを守り、
社員を守り、
会社の未来を守ります。
ホスピタリティと利益は
対立するものではありません。
ホスピタリティを継続するために
利益が必要なのです。
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経営者人生の中で、
自分と同じ景色を見てきた方と出会う機会は
決して多くありません。
今回の一本の電話は、
私にとってそんな貴重な出会いでした。
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セミナーでさらに具体的にお話ししています。
また、個別相談をご希望の方は、
お気軽にメールでご連絡ください。
それでは今日も、
良い一日をお過ごしください。
