2026 / 04 / 25 BLOG

<ホスピタリティから始める経営51> 経営者と社員の立場の違い

みなさま、おはようございます。
チャレンジ・ユア・リミッツの長田です。

今日は、会社の中で起きがちな
「経営者と社員の立場の違い」についてお話しします。
この問題で、無駄な軋轢を生んでいる会社は非常に多い。
しかし冷静に考えると、避けられる衝突でもあります。

前職で、私の上司は叔父でした。
祖父が創業し、叔父が会社を成長させ、
売上30億円規模にまで拡大しました。

私にとって憧れの存在でした。
しかし一緒に働くようになると、
その印象は大きく変わりました。

叔父はこういうタイプでした。
・成功は自分の手柄
・失敗は部下の責任
・顧客も仕入先もすべて自分が築いた
常に「自分が中心」で会社が回っている。
そう感じました。

入社前は、穏やかで話を聞いてくれる良き先輩。
しかし入社後は、まったく違う顔でした。

私は強い違和感を覚え、
やがてぶつかるようになりました。

気づけば、
叔父の一挙手一投足にイライラしている自分がいました。

そんなある日、
叔父からこう言われました。
「せっかくここまでにした会社、大切にしていこうな」
その一言で、
自分の中の感情がほどけていくのを感じました。
その時、気づいたのです。

叔父には「経営者の立場」がある
・会社を守る
・社員の生活を守る
・最終責任を負う
自分には「社員の立場」がある
・現場で成果を出す
・社長の方針を実現する

この瞬間、
「感情」と「役割」を切り分けることができました。

すると不思議なことに、
叔父との関係が劇的に改善しました。
そして最終的に、私は後継として指名されました。

ここに本質があります。
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人間関係の多くは「感情」と「役割」の混同で崩れる
経営者に対して感情的になる。
社員に対して感情的になる。
そのほとんどは、
立場の違いを理解していないことから起きています。
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経営者のみなさんも同じです。
社員に対して「なぜ分からないんだ」と思う前に、
その人の“役割”で見ているか?

社員の方も同様です。
経営者の“責任”を理解しているか?

この視点を持つだけで、
無駄な軋轢は大きく減ります。
「感情」と「役割」を分ける
これだけで、組織は変わります。

会社の人間関係でお悩みの経営者の方、
セミナーでさらに具体的にお話しできればと思います。

また、個別相談をご希望の方は、
お気軽にメールでご連絡ください。

それでは今日も、
良い一日をお過ごしください。