2026 / 02 / 24 BLOG

20260223 <長田通信32> なぜ日本の中小企業は、利益が出なくなったのか 数字を管理できない経営

みなさま、おはようございます。
チャレンジ・ユア・リミッツの長田です。

前々回、
日本の赤字法人率は68.4%。
これほど多くの会社が
赤字で本当に大丈夫なのだろうか。

「利益を出す力が弱くなっているのではないか」
「売上が立たない」という話をしました。

今日は二つ目の理由、
「数字を管理できない経営」
いわゆる“どんぶり勘定”についてお話しします。

中小企業の経営者は
「売上」は見ています。
しかし、
「粗利」を見ていない経営者が
少なくありません。

売上があっても、
粗利が小さければ
経費を賄うことも、
利益をつくることもできません。

会社を支えているのは
「売上」ではなく、
「粗利」です。

さらに問題なのは、

月次決算が遅いことです。
売上、原価、粗利の確認が遅れ、
経費や利益の把握も後手に回る。
予算を追いかけるどころか、
「終わった後に振り返るだけ」
になってしまいます。

そしてもう一つ。
「資金繰り」が放置されていること。

資金繰り表をつけていない会社も存在します。
先々の見通しが立っていない中で、
大きな投資や設備購入を決める。
そして後になって
途方に暮れることになる。
これは
珍しい話ではありません。

理想は、
・翌月の中頃には月次決算を締める
・粗利高と粗利率、そして経費と営業利益を確認する
・資金繰りの実績と将来予測を確認する

これを
毎月、淡々と行うことです。

大切なのは、
「粗利」と「資金繰り」。

粗利は、
経費を賄い、利益を生みます。

資金繰りは
会社の命綱です。

どちらも
当たり前の管理ですが、
意外とできていない会社が多いのが現実です。

長年どんぶり勘定で
何とかやりくりしてきた会社ほど、
「管理の仕方を知らない」
というケースがあります。

しかし、
コロナ禍のような
大きな経済危機が来たとき、
一番弱いのは
管理されていない会社です。

もし、
数字管理が十分でないと感じるなら、
今日からでも取り組むことをお勧めします。

転ばぬ先の杖。

それが
会社を守る力になります。

どうぞ、
良い一日をお過ごしください。