2026 / 02 / 08 BLOG

2026/2/5 <長田通信26> 成功者ほど変われない理由

みなさま、おはようございます。
チャレンジ・ユア・リミッツの長田です。

今日は、
「成功者ほど、なぜ変われないのか」
というお話をしたいと思います。

私の前職の会社は、
創業以来70年間黒字を続ける、
いわゆる優良申告法人でした。

叔父は、
部下を率いながら、
年商30億円規模の会社をつくり上げました。

その実績に対する
自負心は、非常に強いものでした。
「他人の言うことを聞くと間違える」
本気で、そう思っていたのだと思います。

その結果、
部下に対しては非常に厳しく、
一切の妥協を許しませんでした。

社員、特に営業担当は
追い込まれていきました。

やがて、
叔父に対して
嘘の数字を報告するようになります。
それが積み重なり、
かなりの歪みが生じていました。

外部から入った私が
それを指摘するまで、
その状態は続いていたのです。

叔父は、
そこで初めて
「やり過ぎた」と感じたようでした。
まさに
「窮鼠、猫を噛む」
です。

さすがの叔父も、
状況を理解し、
部下への態度を改めました。

そして、
こんな言葉を口にしました。
「俺を、裸の王様にしないでくれ」

成功者や権力者が変わるには、
相当な衝撃が必要です。
少し注意された程度では、
なかなか変われません。

その後、
私は何人もの
中小企業のワンマン経営者を
見てきました。

多くの場合、
気づいていないか、
気づいていても変われない。

では、
コンサルタントとして
何ができるのか。

私は、
「そもそも経営者はワンマンである」
という前提に立つことが
大切だと思っています。

無理に変えようとしない。
正論を振りかざさない。

そのうえで、
一緒に歩く。

すると、
少しずつ
歩み寄りが見えることがあります。

考え方や価値観は
人それぞれです。

それを否定せず、
うまく重ね合わせながら、
目標に向かって進む。

うまくいっている会社は、
例外なく、
そうした関係性が築かれています。

経営とは、
数字の話であると同時に、
人の話でもあります。

今日の話が、
どこかで
皆さまの経営を
振り返るきっかけになれば幸いです。

どうぞ、
良い一日をお過ごしください。