2026 / 02 / 04 BLOG
2026/1/21 <長田通信21> 粗利を毎日見る会社が、なぜ強くなるのか

みなさま、おはようございます。
長田です。
今日は、
「粗利を毎日見る会社が、なぜ強くなるのか」
というお話をします。
事業再生の現場に入ると、
ほぼ例外なく、こんな言葉を耳にします。
「売上は見ています」
「月次の粗利は確認しています」
一方で、
粗利を毎日見ている会社は、
ほとんどありません。
しかし、
会社を強くするうえで
本当に大切なのは、
売上ではなく
粗利です。
私の前職の会社は、
75年間黒字を続けてきました。
毎日、
担当者別・顧客別の
粗利をチェックしています。
それが、
75年間黒字を続けてこられた
大きな理由だと思っています。
売上は、
外部環境に左右されます。
売上があっても、
粗利がなければ、
会社の
「食い扶持」にはなりません。
一方、
粗利は、
まず会社の
食い扶持になります。
そして何より、
自分たちの判断の結果です。
・どの仕事を受けたか
・どの条件で受けたか
・無理をしていないか
そのすべてが、
粗利に表れます。
粗利を毎日見ると、
小さな異変に
すぐ気づけます。
「この案件、粗利が薄いな」
「この取引、頑張っている割に
粗利が少ないな」
こうした違和感を、
その日のうちに、
修正に向けて動ける。
これが、
月次管理との
決定的な違いです。
粗利を毎日見ない会社は、
気づいたときには
もう手遅れです。
月末に数字を見て、
「今月は厳しかったね」
で終わってしまう。
それでは、
会社は強くなりません。
強い会社は、
粗利を
日常の会話にしています。
・今日はどれくらい粗利が出たのか
・この仕事は適正だったか
・次はどう改善するか
会社全体が、
粗利を大切にする方向を
向くようになります。
粗利を毎日見る会社は、
自然と
無理な仕事をしなくなります。
値引きに慎重になり、
条件交渉を行い、
断る勇気も
持てるようになります。
結果として、
社員は疲弊せず、
お客様との関係も
健全になります。
事業再生とは、
特別なことをすることではありません。
当たり前の数字を、
当たり前に、
毎日見ること。
それを
淡々と続けられる会社が、
最後に残ります。
もし、
今の会社で
粗利を
「月に一度」しか見ていないのであれば、
ぜひ、
「毎日」に
変えてみてください。
会社の景色が、
確実に変わります。
今日も、
良い一日をお過ごしください。
