2023 / 05 / 15 BLOG

倒産原因ベスト10(八起会・野口誠一会長)

私がファミリービジネスで経営危機に直面した時に八起会の野口誠一会長の本に出会いました。その中でも倒産原因ベスト10は経営者の指針になると思います。これらの事柄は当たり前のことですができていない会社が多いと思います。

  1. 経営者の高慢、経営能力の過信

    経営判断をするときに都合の良いシナリオを描き妄信し失敗します。うまくいったとき、うまくいかなかったときをシュミレーションしどう転んでも致命傷にならないように準備する必要があります。

  2. 社員教育の不備、欠如

    目の前の利益ばかり追いかけ人を育成していくことをおろそかにすると組織が弱体化します。目の前の利益は必要ですが、人材育成と両方を考えなくてはなりません。

  3. 事業目的、目標、計画性の欠如

    理念、経営計画、事業計画を持たずに経営している会社があります。目的地もなく、海図も持たずに航行しているようなものです。まずは会社がどうなりたいかが大切です。

  4. 業界情報の不足と環境変化への対応を怠る

    会社の内部の論理を優先し顧客の情報さえ入手しようとしない会社があります。良い会社は、業界大手幹部、重要顧客幹部と直接の交流を持ち自社のポジションを生情報で精査する動きをしています。

  5. 新商品の欠如と技術開発の遅延

    これまでの商品、サービスに安住し、新しいことに挑戦することをしない会社があります。またすぐに結果が出るわけではないので早々に諦めてしまいます。今の仕事が元気なうちに新しいことに一定の投資をする必要があります。

  6. 家庭不和、同族経営の弊害

    家庭でも会社でもコミュニケーションを取ることが大切です。もしどうしてもダメな場合は静かに離れることだと思います。争いになるのは愚かなことです。

  7. 公私混同、経営哲学の欠如

    会社をお金儲けの道具とすると公私混同が起こります。どのように世間に貢献できるか、その対価としての儲けであると考えると良いと思います。

  8. 決断力、実行力の欠如

    難しいのは撤退する決断力、実行力です。それを身につけた後に前へ進む決断力、実行力だと思います。撤退する勇気がないと破滅につながります。

  9. 計数管理の不足と勉強不足

    以前PWCでグローバルコックピットと言う経営管理をする商品がありました。飛行機の操縦と同様に経営を計数管理する必要があります。

  10. ワンマン、反省心の不足

    結果を他責にすると反省心が起こりません。経営者は部下を力でおさえようとします。自分がでなく会社を良くする為にはどうするか?人の意見に耳を傾けるべきだと思います。