2024 / 04 / 28 
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ブログ「いきなり30億の会社のオーナー社長になったら」 経営Q:経営者に欠かせないこと、どんなことですか?

あなたが考える、経営者に欠かせないこと、どんなことですか?
私は、経営者に欠かせないことは統治能力だと思います。怖すぎるのも問題、怖くないのも問題です。厳しさと愛情のバランスが大切です。皆さんはどう思いますか?

人を見極める。社内の重要な立場の人、取締役、監査役、幹部社員の採用には注意が必要です。ちゃんとした人と出会えば財産ですが、変な人にあたると大きな損害を招きます。私は第一印象が悪い人はほとんど外れでした。

率先垂範する。前職の会社は創業以来70年間赤字を出したことがありません。当時の社長は7時に出社し、8時に営業に出ていました。一人でも多くのお客様と面談して商談をこなします。社長がそうやるので他の営業も影響されます。同じ様に行動します。しっかりした中小企業では社長が会社を引っ張っています。

組織をつくる。社長の下に、営業、管理、現場があります。責任者をちゃんと選び、ちゃんとおさえることが肝心です。会社の統治の為に、取締役、弁護士、税理士を取締役会として組織する必要があります。会社を統治する経営チームをつくることで会社を安定させます。人はいつ裏切るか分からないので、この人はダメだと思ったら早めに辞めてもらうことです。

モラルを持たせる。会社の就業規則をちゃんとします。小さな違反を見逃さず注意します。遅刻の多い人、経費を誤魔化す人、会社批判、社長批判等。また役員、幹部が自分の為に経費を使う場合もあります。注意してなおらなければ就業規則に照らし懲罰委員会で処分します。この人はダメだと思ったら早めに辞めてもらうことです。それができるようにしておくことです。その人でないとできない仕事をつくらないことです。経理を任せきりにする、営業を任せきりにする、これらは危ないです。

コミュニケーションする。お客様、仕入先、銀行、弁護士、税理士、社労士等、しっかりコミュニケーションをとるべきです。むずかしい問題に遭遇した時、助けが必要な時、会社の味方になってくれます。また社内でも、部下とは定期的にコミュニケーションをとるべきです。自分の考えを部下に伝えておくことと、部下の考えを聞いておくことです。

責任を持つ、責任を持たせる。社長は、仕事を成功させる、数字を達成する、目標に対して達成する責任を厳しく持つことです。社長にそれがないと社員が緩くなります。また、失敗した部下に対しては責任を取らせるべきです。責任を取ることで反省し、新たなスタートを切れます。失敗し、心から反省したらノーサイドです。逆にそれで腐ったたら見込みはありません。社長は最終責任者です。部下には部下の責任があります。

管理する。社長は、会社の人事権、決済権を掌握することです。人に任せない。昇進降格等の権利、給与を決める権利を人に渡さない、経費の支払い、給与の支払いの確認、銀行からの借入の承認、会社の実印、銀行との出入金のアクセス権限、銀行通帳は社長自身が管理して下さい。

 会社を社長が就業規則に基づいてグリップして下さい。人任せにしない。会社がうまく回っている時は大丈夫ですが、問題が起こった時、社内もぐらつきます。その際、会社をグリップしていないと倒産と言うようなことが簡単に現実化します。厳しさと愛情、両方とも大切です。