2024 / 04 / 22 
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ブログ「いきなり30億の会社のオーナー社長になったら」 経営Q:結果を出せる経営者の仕事とは、どんなことですか?

あなたが考える「結果を出せる経営者の仕事とは、どんなことですか?」とは、あなたの価値観や知見に基づき考えて下さい。

私の考えを体験したことを交えてお話しします。

パッションを持つ。シャネル日本法人の前社長リシャール・コラス氏の出勤は午前6時でした。ウェスティンホテルの頃、早朝出勤の際、良く合いました。「どうしてこんなに早いのですか?」と尋ねると、「毎朝、従業員を迎える為、照明をつけ、カーテンを開け、空調を調整する」と言っていました。従業員に日頃の感謝を示すのだそうです。そういうパッションが人を動かすと思います。シャネルのトップが、と驚きました。

ヴィジョンを描く。5年後、10年後の素晴らしヴィジョンを想像します。そして従業員に語り掛けます。株式会社PLAN DO SEEの野田社長、創業の頃、ホテル事業の夢を従業員と語らっていました。ウェディングから国内外に7つのホテルのオペレーションをするまでに成長しました。出会った頃、売上15億円、現在売上200億円の会社になりました。


現場を大切にする。フォーシーズンズホテル椿山荘東京の頃、ホテルマネージャーのウィリアム・マッカイ氏(現アジア地域担当副社長)は、朝から晩までホテル内を歩き回り、ドアマン、ベルマン、コンシェルジュ、レセプショニストに話し掛けます。「何か問題はないか?体調は大丈夫か?心配事はないか?何かあったらいつでも連絡して」。現場で働く人のケアを怠りませんでした。ホテルランキングで日本ナンバー1になりました。

 顧客を大切にする。私の社長時代、働いている時間の半分以上、お客様を訪問していました。お客様に不満はないか?新しい仕事の機会はないか?人事異動がないか?お客様の幹部と食事を共にする事で新しい商売のネタを引っ張りました。トップセールスです。社長の任期中、3年連続の増収増益を達成することが出来ました。

 経営管理を細かく行う。営業数字を営業と社長で分析します。損益を幹部と社長で分析します。資金繰りを経理と社長で分析します。粗利率、利益率、人件費率等、経営分析は社長自身で行います。経営管理、経営分析は絶対に人任せにしてはなりません。


銀行を大切にする。私が社長時代、都市銀行、地方銀行の方々と仲良くさせてもらっていました。経理は銀行担当者と、私は支店長とコミュニケーションを取っていました。銀行とのコミュニケーションも絶対に人任せにしてはなりません。

 実例を交えながら、「結果の出せる、経営者の仕事とは、どんなことですか?」を考えてみました。社長が、指針を示し、攻めと守りに於いて、パッションを持ってかかわり、主体的に責任をまっとうすることだと思います。人が聞くと当たり前と言うかも知れません。当たり前の事を高いレベルでやる事が大切だと思います。