2023 / 09 / 07 BLOG

思い込みを捨ててありのままの世界を見よう、FACT FULNESSのすすめ

思い込みを捨ててありのままの世界を見よう、FACT FULNESSのすすめ、と言うセミナーに参加しました。人生、ビジネスに大きな影響を与えた思い込みについて考える機会になりました。

ハンス・ロスリングさんの「FACT FULNESS」の中に、世界をありのままに見せてくれない10の本能が書いてあります。分断本能、ネガティブ本能、直線本能、恐怖本能、過大視本能、パターン化本能、宿命本能、単純化本能、犯人探し本能、焦り本能です。

私は「困っている中小企業の社長の支援事業」をしています。中小企業がなぜ安定できないか、成長できないのかを考えたとき、「ネガティブ本能」と言う思い込みが大きく影響していると思います。「一億円の経常利益、ムリムリ!」、「一億円の売上、想像できません」、「業界が縮小しているから」、「家業だからもうこれで良い」、「新規事業なんて成功する訳ない」等々、社長自身からネガティブな言い訳ばかり出てきます。その結果、企業の活力は落ち、業績は下がり、倒産、廃業に追い込まれます。

昔、パソナの南部さんと近しく仕事をしていた時、南部さんの口癖は「迷ったらやる」でした。その頃、リスクを考えると否定的でしたが、今のパソナがあるのは南部さんが「迷ったらやる」を本気で実践した結果だと思います。

1992年にコンシェルジュと言うホテルサービスがまだ日本に根付いていなかった頃、私はコンシェルジュを根付かせる活動をしていました。コンシェルジュなんて日本には根付かないと何の根拠も無く言われました。コンシェルジュ協会、コンシェルジュの本の出版を経て、30年後の今、誰も知っているコンシェルジュになりました。

 中小企業で考えてみると、「会社が良くなっていくことを心から信ずる」ことだと思います。それにはまず社長自身が、会社の将来に希望を持つこと、その希望を信じて手を打って行くことだと思います。ソフトバンクの孫さんは起業した日、アルバイトの前で、「豆腐屋になりたい」、「一丁(一兆)、二丁(二兆)の商売がしたい」と言ったそうです。それがあるから今のソフトバンクがあるのです。これを聞いて、「パソナだから、ソフトバンクだから、俺たち無理」と考えず、「希望に近づくにはどうしたら良いか?希望を実現させるには何をするべきか?」、希望の実現の旅が始まります。

お客様で実質10年赤字だった売上20億円の老舗商社の方がいます。コンサルに入り、ネガティブから脱却、黒字化の計画を立て、2年目に実現しました。それが自信になり、資金繰りの正常化、自己資本の充実、そして新規事業へ参入と希望に溢れています。