2023 / 06 / 14 BLOG

チーム一丸となって

事業の大きな危機、それをチャンスに変えるにはチーム一丸となることです。

チームづくり

自分からコミュニケーションをとり、情報発信し、献身的に役割を果たそうとする人が必要です。いくら仕事ができても自分の仕事を囲って開示しない、また派閥をつくるような自己保身的な方は除外すべきです。チームが機能不全に陥ります。チームづくりが全てと言っても過言ではありません。そして、役割分担をします。事業チーム、営業チーム、購買チーム、管理チーム、経営企画チームがあります。それらのリーダーの方々にチームに参加してもらいます。


リーダーシップ

リーダーシップを発揮するのは社長。ただ全ての社長がリーダーシップの能力を持っているとは限りません。やりたくても能力的にできない方もいます。リーダーシップの能力を持っている方をサブにする方法があります。その方の役割は大切です。社長の伝えたいことを部下に分かるように翻訳、また部下の言うことを社長に分かるように翻訳します。ポジティブに本意を伝えます。自分の力を誇示する為に社長を批判するサブがいますがチームを破壊します。人選が大切です。

危機感を共有、目標設定、そしてモニタリング

どんな危機なのか、現在どんな具合なのか、具体的、詳細にチームメンバーと共有します。この危機感がみんなのやる気に火をつけ、成功の礎になります。そして、何をどうしたいか具体的な目標設定をします。本気で取り組める目標です。それをチームで共有します。

危機感を共有でき、目標が設定されたら後は実行のみです。それぞれの役割を果たし、ミーティングの中で予算と実績を厳しく見ていきます。それぞれの役割を前向きに取り組んでいるかが大切です。その延長線上に揺るぎない成功があります。

 チーム一丸となって

ミーティング以外でも役割を超えて積極的にコミュニケーションを取って下さい。必要に応じてミーティングして下さい。しつこいぐらいで良いと思います。

各人が目標達成に役割を超えて貢献することが更に成果を大きくします。事業を手伝う、管理を手伝う、やらされるのではなく、能動的に貢献します。チームリーダーの部下へのリーダーシップが必要です。

1991年、目白の椿山荘はお日柄の良い祝日は一日50組以上の婚礼がありました。一日の売上は1億5千万円でした。1会場3回転だったので会場の模様替えに人がたくさん必要でした。「どんでん」と言い、営業、管理、椿山荘総出で模様替えをしました。みんなは売上達成の為に自発的にやっていました。椿山荘は「大入り」と言う社員へのご祝儀がありました。帰りに江戸川橋の居酒屋でビールを飲んだ思い出があります。当時の藤田観光の売上は約1000億円でした。今の5倍です。